健康で生ききる。口にするものを考える。
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がんというもの
最近よく30代40代の『がん』の発症を耳にします。
厚生労働省のデータでは、日本人の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなっています。がんとともに暮らしていくためには、よく聞く文言の『予防と早期発見』が大切です。
なんなら、予防で発症しない方がいいですよね。
昔と違い、近年ではがんゲノム医療と言ってがんの組織を用いて多数の遺伝子を同時に調べ、遺伝子変異(遺伝子の塩基配列には、変異が起こることがある。変異とは、塩基配列のどこかの塩基が本来とは違うものになったり、欠けたりすること)を明らかにすることで、一人ひとりの体質や病状に合った治療等を行う医療ができるように現在体制を整備されつつあります。
食物や栄養について、さまざまな研究が行われていますが、確実にがんのリスクになるとされている確実なものとしては、牛・豚・羊などの肉や加工肉は大腸がんのリスクを上げるとされています。また、食物繊維を含む食品が大腸がんのリスクを下げ、中~高強度の身体活動が結腸がんのリスクを下げるとされています。
なぜか?飼育時の飼料に含まれる残留農薬が基準値を超えているからか?表面では測れない農薬が飼料の内部・細胞に浸透されているからか?
現代の研究状況では見えない部分です。
食品添加物や残留農薬を気にする人もいますが、専門家の間ではがんの主要な原因だとは考えられていません。食事に関係する発がんを気にするなら・・・と、朝日新聞では酒井健司という医師が記事を書いていますが・・考えられていないという言葉。非常に無責任の言葉です。
何十年にも及ぶ食品添加物や残留農薬の人間の蓄積について、またそれに伴う農林水産省の飼料中の残留基準や飼料内部の細胞内に含まれる残留物や、遺伝子変化などによる様々な可能性からの、がんの発症、個体での発症について明らかにされていないので考えられていないだけで、否定も肯定もされていないのです。
これがどういうことかわかりますでしょうか?
そうなんです、こんな昔の平成16年(一部改正がH29 )設定で我々は身を委ねていると言っても過言ではないのです。
科学の研究は年々精度も、調べられる選択肢もデジタルの発展で、増えているのにも関わらずです。
美味しくいただく食肉を食べるなら健康被害に及ばず、健康になれる食肉が一番です。
日本国内で作られた飼料、安全な地元の藁草や、糖分になる米やトウモロコシ、発酵、水、麦、必要微生物など、目の行き届く範囲で、牧場主が食用肉の飼育動物に安心して・目で見て・与えることができる、信頼できる飼料を与えられている飼育食用動物ならばとても安心ですが、そのように安心できる飼料配分を考えて畜産活動している農家さんはごく少数です。
大半の畜産業の資料は国外からです。
しかし、科学的根拠という言葉がさらに不信感を招きます。
なぜならば、表面だけの科学調査も科学的根拠でもあり
外部だけでなく内部をも調べた科学的調査も科学的根拠でもあるからです。
そこのところは、皆さんも基準が統一されていないことお気づきだと思います。
『水が合う』『水があわない』という言葉耳にしたことないでしょうか?
例え話で引っ越したその土地に合うかあわないかという意味ですが、昔の人はよくわかっていたんです。その土地の水や口にするものは合うのか合わないのかを。
健康に過ごしていきたいならばやはり予防です。
また、運動は、結腸がんのリスクを確実に下げ、閉経後乳がんと子宮体がんのリスクを下げる可能性があることが報告されています。この理由としては、肥満の解消、血糖を下げるホルモンであるインスリンの働きの改善(インスリン抵抗性の改善)、免疫機能の増強、脂質の吸収などを調節する胆汁酸の代謝への影響などがあると考えられています。
野菜・果物にはカロテン、葉酸、ビタミン、イソチオシアネートなどさまざまな物質が含まれており、これらの成分が発がん物質を解毒する酵素の活性を高める、あるいは生体内で発生した活性酸素などを消去すると考えられています。しかし、野菜・果物は、確実にがんのリスクを下げるという報告はされておらず、がんのリスクを下げる「可能性が大きい(Probable)」と報告されています。
詳しくは→こちらhttps://ganjoho.jp/public/pre_scr/cause_prevention/factor.html
ですので、健康な、真のお肉だけでなく、野菜と一緒に食べるなどをし、健康維持しながら楽しい活力のある毎日にしたいものです。
本当に良いお肉というものは、美味しいだけでなく、味が濃く、噛む感覚も良く、お腹いっぱいに食べても、食べた直後にまた食べたくなるくらいの胃のもたれもなく、脳が欲する美味しい肉だと個人的に思っています。